令和4年12月10日開催
第2回目となる議会主催の講演会・意見交換会を12月10日に開催し、12月定例会で提案が予定されている「自治基本条例」について、町民の皆さまと共に学び、意見交換を行いました。前半の講演会では 前回に引き続き、大正大学社会共生学部公共政策学科 江藤 俊昭教授を講師にお招きし、今回のテーマである「自治基本条例って何?」~住民自治と議会をめぐる課題~について、提案予定の条例内容の解説と合わせてご講義いただきました。
後半の意見交換会では、「住民自治と議会への期待」をテーマに参加者と議会議員が3班に分かれて意見交換等を行い、各班で話し合われた内容について参加者代表の方から発表をいただきました。
各班では、
・条例について、町民がどれだけ把握しているのか
・議員一人一人を理解しないと議会も理解できない
・絵に描いた餅にならないように、住民の声を聴いて反映される事を願っている
・中長期的にみて町の着地点がぼやけているのではないか
・何を目的としていて、何が達成出来たら、実効性があったということをもう少し具体的に考えていった方が
いい
など活発な意見交換が行われました。
また、参加者からいただいた感想等では、
・全体的に1回目より随分改善され、とても楽しく有意義でした
・多数の意見が出たので定期的に実施してほしい
など継続開催を望む声や、意見交換会に関しては、
・無いよりは有意義だと思うが、本気で意見を聞くには不十分だと思う
といった意見、また自治基本条例に関しては
・美瑛町の今後に合った条例へと更新やバージョンアップが重要
・これからのまちづくりの課題は、議員が行政と町民の中間になか立ちしてもらった方が、町民意見が行政に
伝わりやすい
・まず立ち止まって要・不要の議論から始めてください
など、多数のご意見・感想をいただきました。
※意見交換会での主な意見及びアンケート結果は下記よりご覧ください。
意見交換会PDF(566.08 KB)
アンケート結果PDF(353.41 KB)
議会では、参加者皆さまからいただいた意見を踏まえ、条例制定に係る審査及び今後の議会活動につなげていきたいと思います。


講師:大正大学 江藤 俊昭教授 講演会は34名の方が参加されました


意見交換会 各班からの発表(A班) 各班からの発表(B班)


各班からの発表(C班)
今後どのように条例が審査されますか
12月15日から12月16日の会期で令和4年第7回定例会が開催され、上記条例制定について提案された結果、議長を除く議会議員で構成される「美瑛町まちづくり事務審査特別委員会」へ付託となり、休会中の継続審査となりました。今後、特別委員会での審議を重ね、令和5年に開催される定例会において、審査結果が報告される予定です。
令和4年1月31日開催
1月31日(月)に美瑛町町民センターで、27名の参加をいただき、当議会初めての試みとなる講演会・意見交換会を開催しました。大正大学社会共生学部公共政策学科 江藤 俊昭教授を講師にお招きし、「町民と共に歩む町議会を考える」~町民の役割・議会の責任~をテーマに参加者全員でまちづくりにおける議会の役割や議場で住民の意見陳述の場を設けている議会など、先進的な取り組みをしている他議会の事例を紹介。
後半の意見交換会では「町民が望む議会の役割」をテーマに参加者から意見をいただき、これに議員が答える形で進められ、「災害時の議会の体制は」「行政のチェック機能はどの程度働かせているのか」「町民との対話により政策提言をやっていただけるのか」「議員全員からの一般質問を」など、予定時間を超えて活発な意見交換が行われました。
参加者全員からいただいたアンケートでは、「大変勉強になった」「町民の意見を聞く機会を設けることは良いこと」「住民が関わってこその自治、議会、町政なのだと思いました」「全議員から情報を得て、次の選挙の投票の参考としたい」「意見交換会の時間をもっと増やしてほしい」など、議会に対する関心の高さが伺え、また、𠮟咤激励の言葉もたくさんいただきました。
今回の開催結果を踏まえ、開催時間や開催方法など、より多くの方に参加いただけるよう改善を図りながら、次回開催につなげていきたいと思います。


講師:大正大学 江藤 俊昭教授 参加者と共に議会議員も改めて勉強


佐藤議会議長 議員と参加者が対面で意見交換


予定時間を超えて活発な意見交換が行われました
意見交換会PDF(403.32 KB)
アンケート結果PDF(232.84 KB)