どの子にもわかりやすい学習環境整備
〇美瑛町立美瑛中学校の取組
・今年度の学校経営重点の一つとして「すべての生徒に対し、教育的ニーズに応じた指導や支援を特
別支援コーディネーターを中心とした全校体制、そして、保護者や他機関と密接に連携した協働体
制による取組」を設定している。
・校務分掌において、特別支援コーディネーターを学年ごとに配置し、学年内における連絡調整や学
年間の連携を図っている。
・毎月定例の校内支援会議を実施して、生徒理解や支援の方向性を全教員の共通理解のもと推進して
いる。
・すべての生徒への配慮を基本として、ユニバーサルデザインの授業を校内研修のテーマとして位置
づけている。教室内環境の統一(資料1)やICTの活用(資料2)、学習支援や生活支援の工夫
(資料3)を実施している。
・美瑛町子育てファイル(すとりーむ)を活用し、これまでの生徒の生育歴や家庭環境などを把握し
教育活動への配慮を行っている。
・小中高の連携を視野に、特別支援コーディネーター間での情報交流を定期的に実施している。
・保護者とのケース会議を定期的(約1月毎)に行い、生徒の学校での様子やこれからの支援の方向
性を確認している。また、ケースによっては役場保健福祉課や教育委員会の地域支援コーディネー
ターにも参加要請を行っている。さらに、スクールカウンセラー2名による、生徒自身やその保護
者とのカウンセリングを随時実施している。