どの子にもわかりやすい学習環境整備
〇美瑛町立美瑛小学校の取組
◎特別支援教育の視点をふまえた指導実践の共有
『応用行動分析学(ABA)を用いた問題行動の分析』(美瑛小バージョン)を、教職員全体で取り組んでいます。普段の授業や研究授業の中から見えた児童の様子を行動分析シートに記録していきデータを蓄積します。それらを場面・テーマごとに区分して、再び実践し検証を重ねています。
【行動分析シート】
このようなシートを用い、先生方に記入していただき、児童の様子のデータを蓄積します。
【データの蓄積→実践→検証】
下記のように、集まったデータを場面・テーマごとに区分し、再び実践、検証していきます。
(例)
◎どの子にもわかりやすい学習環境整備
どの子も学校生活をスムーズに安心して過ごせるために、学習教育環境を整備しています。①教室内掲示
どの学級も、教室の前面は、視覚刺激を少なくし、児童が授業に集中できるようにしています。
教室側面には、通信や学習掲示物を掲示しています。
②どの子にもわかる掲示物
どの子にも伝わりやすいことを意識しています。左上は、写真を用いて給食の片付け方がわかる
ようにしています。左下は、清掃の仕方です。どの清掃場所にも掲示してあり、どの子にも掃除
の仕方がわかるようになっています。
③学習に役立つもの
左上は、タイムタイマーです。時間の量や経過を視覚的にとらえられます。左下は、足型シート
です。意識して足を床にペタッとつけることができます。右は、プリント引き出しです。児童は
自由に欲しいプリントを持っていくことができます。