
十勝岳噴火警戒レベルの引き上げについて
令和8年9月12日(土)午前9時30分に札幌管区気象台より、十勝岳の噴火警戒レベルが「2」から「3(入山規制)」に引き上げられました。十勝岳では、規模の大きな地震が増加しています。
噴火が発生する可能性があるため、火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石に警戒してください。
なお、今回の規制は火口周辺のみの規制で、白金地区及び居住地区への規制ではありません。
白金温泉地区は、平常営業しており、今後の火山情報に留意し、通常通りお過ごしください。
詳しくは、気象庁ホームページをご確認ください。
※https://www.data.jma.go.jp/vois/data/report/activity_info/108.html#kaisetsu
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1.火山活動の状況
十勝岳では、8月17日から振幅の大きな火山性地震(硫黄沢観測点で最大振幅2マイクロメートル以上)が増加しています。一連の地震で最も大きかったのは9月12日8時20分頃の地震で、最大振幅は、山麓の硫黄沢観測点で約24マイクロメートルと、山麓で体に感じる揺れがあった可能性があります。8月17日以降の振幅の大きな火山性地震の発生状況は、次のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震(硫黄沢観測点最大振幅2マイクロメートル以上)
8月17日 1回
8月20日 2回
9月12日9時まで 2回
12日9時現在、62ー2火口の噴煙・噴気の状況は天候不良により確認できません。
十勝岳では、熱活動が高まった状態が続く中で、ここ1か月は振幅の大きな火山性地震が複数回発生するなど火山活動が活発化しています。 また、3月以降、山体付近のやや深部の膨張を示す地殻変動が継続し、4月以降は火山ガス(二酸化硫黄)放出量の増加が認められており、火口から概ね3kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が高まっています。
2.防災上の警戒事項等
62ー2火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、12日(土)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
詳しくはこちらをご覧ください。
十勝岳の小噴火について
令和8年8月6日(木)午後2時17分頃、十勝岳の62-2火口でごく小規模な噴火が発生しました。火口の周辺1.5kmの範囲では、噴石が飛散する可能性があるので絶対に近づかないでください。
また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降る恐れがあるため注意してください。
なお、現時点では住民の皆さんの生活には影響はありません。
気象庁発表内容については下記を参照してください。
※https://www.data.jma.go.jp/vois/data/report/activity_info/108.html#kaisetsu
十勝岳の小噴火について
令和8年7月22日(水)午前11時7分頃、十勝岳62-2火口でごく小規模な噴火が発生しました。町では、火口から概ね1.5kmの範囲を立入禁止区域としています。
また、噴煙や火山灰が風下へ流れる可能性があります。
なお、火山噴火警戒レベルの引上げの予定はありません。
今後の火山情報には十分注意し、お過ごしください。
詳しくは十勝岳の火山活動解説資料PDF(1.62 MB)をご確認ください。
噴火警戒レベル4のキーワードの変更について
気象庁では、令和3年5月の災害対策基本法の改正による新たな避難情報の運用が開始したことを受け、12月16日から噴火警戒レベル4の「避難準備」を「高齢者等避難」に変更することとなりました。詳しくは気象庁ホームページ(外部リンク)をご確認ください。
十勝岳における噴火警戒レベルの判定基準の設定について
気象庁では、令和3年3月26日から十勝岳における噴火警戒レベルの判定基準を設定しました。噴火警戒レベルとは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。
なお、噴火警戒レベルの判定基準は、十勝岳における想定される火山活動に基づいて定めているものです。
詳しくは気象庁ホームページ(外部リンク)をご確認ください。
十勝岳噴火時における白金温泉地区避難経路図
十勝岳が噴火した際の白金温泉地区の避難経路図です。万が一の事態に備えて事前に確認しておきましょう。白金温泉地区避難経路図(噴火時)PDF(120.46 KB)PDF(272.73 KB)

現在の十勝岳の様子(監視カメラ画像)
現在の火山画像気象庁監視カメラ画像(外部リンク)
国土交通省北海道開発局火山リアルタイム情報(外部リンク)
十勝岳の概要
十勝岳連峰は、主峰十勝岳 (2,077m)を中心にして、美瑛富士(1,881m)・美瑛岳(2,052m)・前十勝岳(1,646m)などの山々がほぼ一列に並ぶ火山群であり、 その山腹にはエゾマツ・トドマツなどから成る亜寒帯の森林を擁し、雄大な山岳美を誇る北海道の屋根、大雪山国立公園の一部を成しています。十勝岳は、北西側の山頂付近に新旧の噴火口が並び、その斜面は美瑛川と富良野川の谷に刻まれ緩斜面と台地状の地形が発達し、麓の町である美瑛・富良野方面へ続いています。
十勝岳は古い火山体で、新旧の溶岩流などがみられ、直径600m余りのグラウンド火口をはじめとして数カ所の火口を有し、これらは現在に至る火山活動により形成されたものです。
噴火の歴史
- 1857年(安成4年)
- 1887年(明治20年)
- 1926年(大正15年)
- 1962年(昭和37年)
- 1988年(昭和63年)
この時は、まず中央火口丘の西側で噴火が起こり、小規模な泥流が発生しました。その後中央火口丘の西半分を崩壊させるほどの大噴火が起き、熱い岩屑なだれ となって斜面を流下しました。それが周囲の残雪を急速に溶かし、これが大規模な泥流を誘発して大惨事を招くこととなりました。十勝岳の噴火の記録
最近の火山の状況
- 平成25年7月3日、午前3時7分頃にかけ、大正火口付近で明るく見える現象が発生。
- 平成26年12月6日、62-2火口付近で山体浅部の膨張を示すと考えられる地殻変動の変化が大きくなり、小規模な噴火が発生する可能性が高まったことから、噴火警戒レベル1から2に引き上げた。
- 平成27年2月24日、上記活動が低下したため噴火警戒レベルを2から1に引き下げた。















