令和5年度
Ⅿ谷さん(令和6年1月利用)
「美瑛は夏が綺麗だよ!」この11月に初めて美瑛という町に足を踏み入れた私に対して、北海道でも東京でも何度も投げかけられた台詞である。
でもね、声高らかに言いたい。
「冬の美瑛、とてつもなく美しいよ」
11月に自然豊かなセカンドホームで一ヶ月過ごした結果、どうしても雪化粧の美瑛を堪能したく、1月にたまたま空きの出ていたテレワーク住宅に。
暑さが大の苦手な私は、マイナス20℃も体感したいと思う変わり者。
そんな変わり者には毎日が新鮮でハッピーな非日常空間。
そして幸か不幸か忙しなくオンライン会議や資料作成に追われる日々。
"テレワーク"という本来の目的は限りなく完璧に近い形で実行出来ているのに、同時に襲ってくる"町の魅力を楽しみたい"という葛藤。
晴れ渡る青空を見ても、しんしんと降る雪を見ても 「外に出たくて堪らない」 と東京ではあまり湧き上がらない高揚感。
仕事が落ち着いたタイミングでちょっと食事や買い物目的で車に乗ったら最後、1時間も2時間も無駄に走ってしまう。
ケンとメリーの木、マイルドセブンの丘、就実の丘、白金温泉・・・。 そこに行き着くまでのなんてことない雪に包まれた田園風景を観るだけでも、グッとくる。 それがこの町の魅力。魔力。
Wi-Fiも完璧、居住空間としても最高、テレワークを推進する関係者の熱意が感じられるほど行き届いた環境で、仕事も気持ちも充実した日々。
帰京へのカウントダウンが本当に憂鬱になるくらい素晴らしい町。
ここでの感動や経験はきっと仕事にも役に立つ。
そういう意味でも充ち足りた仕事と生活体験が両立できる施策。
ホワイトハウスと名付けられたテレワーク住宅は、大統領になった気分と同程度の幸福感を自分に与えてくれた。 大統領になったことはないけど。
皆が勧めるとおり、今度は一度夏に来てみよう。
彩り豊かな丘の景色を堪能しに来よう。
でもね、最後にもう一度言わせて欲しい。
「冬の美瑛、とてつもなく美しいよ」
令和4年度
Aさん(令和4年4~5月利用)
冬から春にかけて利用させて頂きました。それまで「旅行」か「居住」かの2択だった新しい地域との体験居住として思いもよらぬ出会いのきっかけとなり、非常に良いお取組みをされていると感じました。主観ではありますが、美瑛は自転車や自動車で走り抜けたりするだけでも十分美しい反面、総じて「通過」しがちな美しい街かと思われます。今回まとまった期間実際に滞在させて頂いたことで、風景が美しいだけでなく、現実的に住みやすく、十分リモートワーク可能な環境にあることが分かりました。テレワーク住宅に関する要望は全くございません。何の不足もなく、使用する人の側にたった素晴らしい準備・運営をされていらっしゃいます。
次のステップとして、今のライフスタイルの変化や人生観の変化で、同じ場所に住み続けることに対する価値観が薄れてきているんではないでしょうか。二拠点居住や10年居住を促進することにより、ライフスタイルとのマッチングのハードルも下がり、美瑛での居住が可か不可かの定義が変わります。他の地方自治体が打ち出していない目新しいネーミングがつけられると、都市部の移住定住に対する潜在的なターゲットに現実的な提案が可能となると思います。
松田 ゆう子(令和4年8月利用)
私たちはそれほど料理が得意で料理好きではありませんが、新鮮でさまざまな種類の食材が安く豊富にあるので、いろんな料理に挑戦したくなってきます。そんなとき、調味料やスパイス、ちょっとした調理器具があることで作れるので、料理のレパートリーが増えて楽しくなりました。その時の旬の食材をスーパーや無人店で買って帰り料理を作って食べることで、毎日の食事の時間がとても贅沢なものになりました。
特に仲間が来たときには、旅行ではできないこのような料理体験を一緒にすることは大変好評で、私たちも刺激になり、とても面白かったです。
美瑛といえば豊かな自然の景色はもちろん魅力ですが、豊富な食材は想像力を駆り立てられ、日々の食事も楽しむことができます。これも美瑛の魅力だと思います。
令和3年度
令和2年度
宗田 いとみ 様(令和2年9月利用)
Wifiがあればどこでも仕事ができるようになったのを機に、自然豊かな場所で暮らしたいと思うようになり、どこがいいだろうかと場所を探していたら、美瑛のテレワークモニター制度を知り移住体験させていただきました。360度、どこを見ても美しい風景が広がる美瑛に毎日感激!
晴れた日は早く散歩に出たくてソワソワ、仕事に集中できなかったので、天気が悪い日と夜に集中して仕事するようになりました(笑)
そして、大雪山・十勝連峰が目の前にあり、登山好きの私にとっては絶好の遊び場が目の前にある!というのがまた嬉しかったです。
景観条例によりダサい看板や建物がほとんどない、電線がなるべく地中化されている、ということも素晴らしいと思いました。
私は、ネパール・ヒマラヤが世界で1番好きな場所だったのですが、そのヒマラヤと同じくらい美瑛が大好きになりました!
※宗田様は美瑛町での生活をYou tubeにアップされています。ぜひご覧ください。
【女ひとり旅】日本でもっとも美しい村連合の北海道美瑛町で1ヶ月間ワーケーション・移住体験2020.09
【女ひとり旅】真冬の北海道美瑛町で1ヶ月ワーケーション・移住体験2021.02-
コナトゥス 原敬輔 様(令和2年12月利用)
高校の卒業旅行以来、20年ぶりの北海道でした。美瑛には、じゃがいものイメージがありましたが、それだけでなく、青い池や白ひげの滝など名所も多数あります。
私は12月に体験したのですが、都内の知人からは「美瑛は夏に行くところだよ」と言われましたが、冬の美瑛も素晴らしいところです。ダイヤモンドダストもタイミングによっては見れることもあります。主に体験住宅の中でテレワークしましたが、駅前に、bi.yell(ビエール)という施設もあり、気分を切り替えて仕事をすることもできます。また、毎日のようにウェブ会議をしましたが、回線のスピードは問題ありませんでした。
夜になると、雪の上を歩きながら、自分の人生について静かに考える時間を持てました。北海道の雪は、さらさらで、踏んでいて気持ちが良いです。キュッキュッということから雪が鳴くというそうです。仕事をリモートで受けるようになると、東京に住んでいなくてもできることってあるなぁと感じました。
また、美瑛を盛り上げようとする地元の方たちとの出会いがありました。「第二の実家だと思って、また来てください」というありがたい言葉もいただきました。美瑛での一ヶ月は自分の人生満足度を格段に上げてくれました。
『元気の素』Co. Ltd.(介護総合研究所 元気の素)
代表 上野 文規 様(令和2年11月利用)
僕にとっての最大のメリットは、「空港が近い」「北海道のど真ん中である」事でした(車がある事が前提ですが…)。参画中は3回飛行機で移動しましたが「フライトの約1時間前に 家の鍵をかければ、手荷物預けも含め…1時間後は “機上の人” だった」という事です(上野史上 “最速” …笑)。
また、留萌・十勝・釧路・遠軽方面にも行きましたが、ほぼ “等距離で” 時間計算ができ、仕事の計画が立てやすかったです。道中(道内は何処も遠いですが…苦笑) 景色も良く、苦にならない。
- 道内全域…そして(僕のように!?) 全国に仕事を展開される方々には、意外や意外…(笑)ポテンシャルの高い “ホットスポット” かも知れません…この街は (^^)v
田畑 壽之 様(令和3年1~2月利用)
元々この地が好きで何度も通っていた美瑛でのテレワーク。願ったり叶ったりの取り組みでしたが結論から申し上げますと、私の場合はメリットデメリット含めて「思い描いていた通り」でした。想定内でつまらなかった訳では勿論ありません。毎日が本当に楽しく、充実して過ごせました。これは、ここでの過ごし方を最初から明確にイメージ出来ていた事が大きな要因だったと考えています。私はまず美瑛ありきでしたので。この点はテレワークという働き方に焦点を合わせている方とは大きく違ったところかと思います。故に、テレワーク事業でありながら私にとっては(本気の)移住体験も兼ねていました。思い描いていた通り、と申し上げましたが、自身の「心境の変化」は大いにありました。住み始めてまず初期に感じた変化、それは意外にも「捨てていく」感覚でした。無駄な情報や時間を捨て、季節と土地を楽しみ、そして仕事に集中する。この2つに満たされたシンプルな生活になった、という事です。デトックスとでも申しましょうか。随分と「垢だらけ」だったなと、気付かされました。
合宿とも違うこの2ヶ月間は、仕事が大いにはかどった事もさることながら、単に離れた場所で仕事をすると言う本来の目的以上に私にとって「考え」の変化をもたらしてくれた事が大きな収穫でした。
※アニメーターの田畑様から町内の風景にイラストを入れた画像を提供いただきました。町内のどこかお分かりになりますか?
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