片山 明 さん
美瑛に魅せられ、2013年に移住した片山さん。東京で生まれ、長年都市部で働かれていた片山さんが美瑛町に移住したきっかけや、日頃の生活についてなど、様々な面から美瑛町へ移住する魅力について語っていただきました。
美瑛町へ移住したきっかけは?
美瑛町は20年ほど前から知っており、何度か旅行で訪れていました。2007年に家内と「将来北海道に移住したい」と話し始め、北海道内の様々な場所を見て回ったのですが、やはり美瑛町の景色は心に打つものがあり、自分の感性と合うと感じました。「良い景色」が決め手でしたね(笑)
その後、働いていた会社を早期退職し、移住を決意。美瑛町の郊外に家を建て、今ではゆっくり過ぎる時間を楽しみながら生活しています。
移住してからわかった「美瑛町のいいところ」はなんですか?
農畜産物がとても美味しいところですね。美瑛町産のものをよく購入しています。私自身食べることが大好きなので(笑)
それと、町の雰囲気が全体的にゆったりとしているところもいいですね。
逆に、「ここが不便」と感じるような点はありますか?
この美しい環境は不便でないと成り立たない、と私は思っています。住まいもあえて景色の良い郊外を選んだくらいですから。どうしても必要なものがあれば30分ほどで旭川にまで買い物に行くこともできるので、生活に困るようなことはないです。
▲町の郊外に建てられた片山さんのご自宅。美瑛産カラマツをふんだんに使った、ぬくもりあるご自宅です
美瑛町に住み始めて、どのように地域の方との繋がりを作られましたか?
自治会の宴会にできる限り参加したり、自分から近所の方へ挨拶をしたりと、積極的な姿勢を心掛けました。私の住んでいる区域は移住者の方が多かったため、そのような姿勢を心掛けたことであたたかく受け入れてもらえたように感じます。
冬の寒さには慣れましたか?
慣れましたね。元々冬が好きだったので、冬を楽しむ意気込みで移住しました。昔はスキーをよく楽しんでいたのですが、最近はスノーシューを始め、冬の丘の景色を楽しんでいます。
移住を検討している方へのメッセージをお願いします。
移住するにあたり、様々な面で検討することも多いと思いますが、最後は思い切って決断できるかどうかだと思います。思い切って飛び越えてみてはいかがでしょうか。また、観光と実際に住むことの大きな違いは、季節の急激な移り変わりを実際に見ることができる点です。ダイナミックに移り変わる美瑛の自然は見ていてとても楽しいですよ。
また、子育て支援などがとても充実している町だと思いますので、そのような世代の方が住むのにもおすすめできる町だと思います。