中川 眞さん・恭子さん
定年後に、かつて夢見ていた風景のある美瑛町へ移住。美瑛に移住したきっかけや、美瑛の魅力について語っていただきました。
美瑛町へ移住したきっかけは?
もともとは、ドラマで見た富良野の風景に憧れを抱いていました。定年を迎え、インターネットやSNSでいろいろな情報を調べていると、ある不動産屋さんのSNSを見つけて。その不動産屋さんにアポイントを入れ、美瑛町に一週間くらい滞在して、景観、町内の物件、都内へのアクセスを実際に見て歩きました。
移住を決断したとき、ご家族の反応はどうでしたか?
妻に、「この家とこの家どっちがいい?」と聞いたら、呆れていました(笑)「仕事はもう定年になっていたし、カカオ豆の焙煎はどこへ行ってもできるので、やりたいならやったらいいかなと。旭川空港 が近いのでいつでも埼玉へ行けますしね。
どのような準備をしましたか?
不動産屋さんが、旭川・美瑛・富良野をカバーしている方だったので、その方に話を聞きました。あとは、インターネットで情報を見て、現地視察をしました。
町の支援制度は活用しましたか?
住宅取得助成制度を受けました。移住を決めて、役場で住民票を移す手続きをしていたとき、移住定住推進室を紹介してくれて。そのまま不動産屋さんと一緒に訪問し、さまざまな情報を教えていただきました。
美瑛町のよいところ、好きなところを教えてください。
景観が素晴らしい。そして、のんびりもできるし、楽しく忙しくすることもできる環境がある。「みんな、どんどん移住して!」って感じです(笑)私たちがこんな風に暮らしを楽しんでいるのを見て、友人たちも「美瑛いいかもね」って興味は出てきています。美瑛がいいから、情報発信しやすいです。 このまちは、干渉されないし壁がない。うるさい親戚ではない感じというか(笑)よい友達づきあいができる。この地区は農家さんが多いので、セカンドライフ移住者にどうなのかなと思っていましたが、歓迎していただきうれしいです。もともと住んでいる方たちに、「生活の仕方」っていうのを教えてもらうのも大事ですしね。
▲冬の丘をスノーシューで歩く、体験ガイドツアーにも参加したりしています。
移住を検討している方へのメッセージをお願いします。
冬場の除雪がネックでしたが、除雪の道具や設備はそろっているし、家の中はあったかい。「冬はこわい」「何もすることがない」と妻は思っていましたが、全然です。スキーやスノボ以外の、冬のアクティビティの多さも魅力のひとつです。移り住む人が増えるとうれしいですね。
▲本州とは雪質が異なり、降り積もる雪の軽さに驚きました。